左ききのエレン あらすじと感想
出版社：集英社 著者：かっぴー
主人公は、才能に恵まれなかったデザイナー志望の男性。
それに対して、タイトルの少女エレンは才能の塊。
幼少期に１４時間も絵を描き続けたり。
色の明度と彩度などを感覚的に理解しており、他の人の絵は色が少ないと指摘する。
ちなみに男性で２０人に１人、女性で５００人に１人に色覚異常があると言われています。
だから、男性がださくても優しく服を選んであげてください。
話はもどりますが、
エレンという少女は、父の死により心を閉ざし絵にも距離をおいてしまう。
新進気鋭のアーティストのポスターを見た
エレンはそのレベルの低さにいらだちを覚えてその上にスプレーアートをする。
その絵が横浜のバスキアと少し有名になる。
その絵を見た主人公は、エレンの絵に心を惹かれる。
主人公とエレンが出会うことで物語が展開していく。
かっぴー先生の作品は、15分の少女たち-アイドルのつくりかたなどの他作品からも分かるように、
こんな視点もあるのかと思うようなあっと驚く視点で物語が作られていきます。
この漫画も同様に著者の視点が面白くて惹きこまれる作品です。
著者もツイッターでアイデアの出し方などを公開しており、
それが作品を作る人や企業で企画に携わる人にとって参考になると思います。
著者の発想にふれる為に一度手にとってみてください。
左ききのエレン 主な登場人物
朝倉光一
本作の主人公。
広告代理店でデザイナーを目指す少年。才能がそれほどない事は自覚している。
エレンの絵を見て打ちのめされる。その影響をうけてアートに心を惹かれていく。
美大に進学するも、エレンの様にはなれず広告会社に入社し日々仕事におわれている。
山岸エレン
父が絵を描いていた事で自然と絵を描くようになる。
幼少期の時点で、１４時間絵を描き続けたりと
他人から見ても才能があるんだろうなと分かる天才。
感覚が優れており、明度、彩度の細かな違いを理解している。
その為、プロが描いた絵を色が少ないと指摘する。
まだ小学生の時に父をなくしてしまい、それから絵に心を閉ざしてしまう。
高校時代、新進気鋭のアーティストのポスターのレベルの低さに苛立ちを覚える。
そのポスターの上に描いたスプレーアートが横浜のバスキアと有名になる。
かっぴー先生の作品
人気のメーカーのペンタブ。 趣味から仕事へ。 余裕のある生活を実現しよう。
Synopsis and Impressions
The main character is a man who aspires to be a designer who is not blessed with talent.
The girl Ellen in the title is a mass of talent.
During her childhood, she continued to draw for 14 hours.
She intuitively understands the brightness and saturation of colors,
and points out that other people’s paintings have less color.
By the way, it is said that 1 in 20 men and 1 in 500 women suffer from color vision deficiency.
A girl named Ellen has closed her mind and distanced herself from her paintings after the death of her father.
Saw a poster for an up-and-coming artist,
Ellen is frustrated by the low level and does spray art on it.
The picture became famous as Basquiat of Yokohama.
The main character who saw the painting is attracted to Ellen’s painting.
The story unfolds when the protagonist and Ellen meet.
左ききのエレン
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