マチネとソワレ あらすじと感想
出版社：小学館 著者：大須賀めぐみ
演劇を題材としてる漫画。
タイトルはフランス語です。
マチネは、朝、午前の意味、昼公演
ソワレは、夕方、夜公演を意味します。
この作品は、この作者の大須賀めぐみ先生の代表作になる作品だと思います。
絶対にアニメ化されるだろうなと思えるほどの面白さがあります。
主人公は、バニラフィクションという作品の主演に選ばれる。
しかし、主人公の兄が実力派の天才俳優であり、既に亡くなっている事もあり、
記者会見では、兄に関連する質問ばかりになってしまう。
ただ、世間的には過小評価されているが、主人公にも十分すぎる才能と努力があった。
主人公の母は兄の死を受け入れられずに、主人公を兄の方だと思い込んでしまっている。
母を混乱させない為にも、兄を演じる主人公。
それは、正常な父から見ても兄の方にみえるほどに。
実家からの帰り
突然主人公のまわりに、たくさんの蝶がまう。
そこでは、死んだはずの兄が巨大なモニターにうつっていた。
この世界では、バニラフィクションは兄が演じる予定になっていた。
しかし、主人公がいた世界では脚本家が倒れる事もあり、キャストが白紙に戻る事になる。
その主役を兄ではなく自分が勝ち取ると決める。
演劇を題材にしている漫画を面白い漫画だと思った事はありませんでした。
しかし、この漫画は凄く惹きこまれます。
演技の緊張感など、読者側にも伝わってくる感じがあります。
兄と弟で違う解釈だけど、それぞれ説得力のある演技の表現。
読んでいて飽きずに、どんどん読み進めてしまう漫画です。
マチネとソワレの13巻、5月12日に発売です。いつもよりお値段が若干お高めなのは巻中カラーが入ってるからです。次巻からは元に戻るので今巻だけホント申し訳ないんすが、これでよろしくお願いします🙇♂️カバー裏オマケ漫画ありで表紙は春琴抄のお二人です。 pic.twitter.com/aatXxXqM4r
— 大須賀めぐみマチソワ12巻発売中 (@m_osuga) May 2, 2023
大須賀めぐみ先生のツイッターより
本当に面白い作品です。
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マチネとソワレ 主な登場人物
三ツ谷誠
本作の主人公。
兄に既に故人である三ツ谷御幸を兄に持つ。
そのせいもあり、兄の七光りや２号などと揶揄されている。
しかし、本人にも凄い才能を持っている。
兄の死を受け入れられずにいる母の前では兄を演じている。
それは、正常な父から見ても兄の御幸に見えてくる程。
蝶のエフェクトと共に兄が生きてる世界に迷い込んでしまう。
この世界では、兄ではなく自分が死んだことになっている。
三ツ谷御幸
天才俳優の評価を得ており、演技の為には全てを利用する。
こちらの世界では主人公である弟が亡くなっている。
役の為に必要ならば、弟を亡くしてどんな気持ちだった？と言い放つ始末。
誰かを傷つけてでも演技の糧にしようとする所があり
母思いだった弟とは対照的な自己中心的な性格。
大須賀めぐみ先生の作品
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Synopsis and Impressions
Publisher: Shogakukan
Author: Megumi Osuka
A manga about a play.
Title is in French.
Matinee means morning, noon performance.
Soiree means an evening performance.
I think this work will be the representative work of the author, Megumi Osuga.
There is so much fun that I think it will definitely be animated.
The main character is chosen to star in a work called Vanilla Fiction.
However, the main character’s brother is a talented actor and has already passed away,
Press conferences are filled with questions related to his brother.
However, although it is underestimated by the world, the hero also had more than enough talent and effort.
The protagonist’s mother cannot accept the death of her eldest son,
so she assumes that the protagonist is the eldest son.
In order not to confuse his mother, the main character plays her brother.
To the extent that even my father could see it as the eldest.
return from home
Suddenly, many butterflies fly around the main character.
There, his brother, who should have died, was shown on a huge monitor.
In this world, the vanilla fiction is scheduled to be performed by the older brother.
Since the scriptwriter collapses, the cast will return to a blank slate.
The main character who decides that he will win the leading role.
マチネとソワレ
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