ベルセルクのあらすじ
ベルセルクの権利者
出版社:白泉社 著者:三浦建太郎
42巻以降
出版社:白泉社
著者・原作:三浦 建太郎 監修 森恒二 漫画 スタジオ我画
ベルセルクのざっくりとしたあらすじ
かつての仲間であり友への復讐が描かれていくダークファンタジー。
ゴッドハンドになったグリフィスと対峙していくガッツの物語。
・ミッドランド王国から蝕までの流れを描いた黄金時代篇。
多くの人が出来すぎと言う程の出来。ストーリーの流れも完璧と思ってしまう程の面白さ。
絵の綺麗さもあり絶望感の説得力があります。
ベルセルクの主要キャラクター
ガッツ(Guts)
ガッツは物語の中心人物で、どんな困難にも立ち向かう力強い戦士。
友情と復讐という相反する気持ちをもちあわせる矛盾。
不屈の精神を持ち合わせおり、物語の主人公。
グリフィスにとっての唯一の友と言える存在。
グリフィス(Griffith)
グリフィスは鷹の団のリーダーであり、ガッツのかつての仲間。
非常に魅力的でカリスマ性に満ち、知性と武力を持ち合わせています。
多くの人を惹きつける魅力があり、自分の夢につきすすんでいく。
ガッツにとっても、対等でありたい唯一の友と言える存在。
ベルセルクのアートスタイル:圧倒的な描写力
ベルセルクのアートスタイルは、その圧倒的なディテールで知られています。三浦建太郎の描く戦闘シーンやキャラクターは、非常に精緻でリアルな描写が特徴。特に、ゴッドハンドや使徒、幻想的な存在が登場するシーンでは、その緻密な描写力が際立ちます。
また、ベルセルクの漫画は、そのダークで陰鬱な世界観も重要な要素です。戦闘のシーンだけでなく、人物の表情や背景にも多くの感情が込められており、読者を引き込む力があるのです。
三浦先生の凄さ
大きな対象と小さな対象
大きさがあまりにも違うものを同じ枠で描く事はそれだけでも大変。
細かな描写だけでなく、ここだけでも凄いのです。
それだけでないのが三浦先生の凄さ。
正直、そこまで読者は見ないのではと思うところまで描きこんであります。
絵の上手さや構図の良さは漫画家のなかでも飛びぬけているかもしれません。
ベルセルクの影響と評価
ベルセルクは、ダークファンタジーというジャンルを確立し、多くの作品に影響を与えています。その深いテーマ性、キャラクター描写、戦闘シーンなどは、多くの漫画やアニメ作品にインスピレーションを与えました。
まとめ
ベルセルクは、三浦建太郎による傑作漫画で、戦闘シーンの迫力、キャラクターの深さ、そして物語のテーマは群を抜いていると感じます。ガッツの復讐劇や、グリフィスとの関係を描いたストーリーは、非常に引き込まれる内容です。
また、アニメや映画などのメディア展開もあり、多くのファンに愛され続けています。
ベルセルク 蝕
蝕の設定
216年周期で真紅のベヘリット「覇王の卵」によって選ばれる。
通常の降魔の儀ではなく、ゴッドハンドへの転生時の儀式が蝕。
13巻がトラウマになる程の衝撃
グーグルの検索の関連ワードになる程です。
13巻の表紙がキャスカの裸なので、12巻のフェムトを貼っておきます。
(DMMブックス)
蝕にむかうまでの流れとして、12巻もみるとより絶望感をあじわえるはず。
何もできないもどかしさ。心の中の葛藤。
普通の人よりも光にあたっていた分、反動として闇もより深く。
夢が叶わなくなってしまう恐怖。
漫画だけでなく、アニメでも是非見てほしい。
黄金時代~蝕(剣風伝奇 ベルセルク、ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION)
どちらも同じ所まで描かれているので、好きな方を見てください。
グリフィスがゴッドハンドになった理由
コミックナタリーの記事に理由があります。
ガッツとグリフィスのモデルが三浦先生と森先生であると発言。
親友であり、ライバル関係。
二人の友情を中世の世界観におとしこんだ作品なのかもしれません。
グリフィスが対等と見ていたのはガッツだけ
大切な仲間の中でもガッツだけが特別。
ゴッドハンドになる事を選ばなければ、もう自分はガッツと対等な存在になれない。
知性も武力も兼ね備えた人間にも心の脆さがでたのでしょう。
多くの犠牲を払ってでも手にいれたいもの。
国を持つ夢と対等な存在である事への強い執着。
それが同時に入るのであれば…。何もできない状態もあいまっての決断。
ゴッドハンドだと対等じゃないのでは?と思うかもしれません。
それほどにガッツが眩しく、グリフィスの目にはうつっていたのでしょう。
ベルセルク ゴッドハンド
Prime1StudioのYoutubeチャンネルから引用。(共有機能)
動画の途中にでてくるのがゴッドハンド。
下記のリンクから(Prime1Studio)
プライム1スタジオが贈る、最高峰の造形。
ゴッドハンドとは?
天使長ボイド、スラン(女性の姿)、ユービック、コンラッド、フェムト。
ゴッドハンドの名前通り、総数は5人。
守護天使と言われる存在。元は人間。
使徒とは別次元の強さを持つ超常の存在。
存在が大きすぎる為、現世には顕現できず異空間に身を置いている。
それぞれ禍々しい姿をしており、天使とは思えない姿。
映画のヘルレイザーが現在のゴッドハンドの姿のモデルと言われています。
ゴッドハンドになる儀式が蝕
通常の降魔の儀は、人間を使徒に転生させる儀式。
216年周期で「覇王の卵」によって選ばれた者がゴッドハンドへ転生。
ベルセルクの結末はどうなるのか?
三浦先生 ベルセルクはハッピーエンドで終わると発言
三浦先生はベルセルクはハッピーエンドで終わると話されていました。
ベルセルク 黄金時代篇の関係がそれにあたると思うのです。
自然と友を思い、ただ生きてくれているだけで嬉しい。
仲間がグリフィスに自然とあつまっていく。
自分の国を作る夢をもっていたグリフィス。
皮肉なことだけど、鷹の団のグリフィスの方が恵まれていると多くの人が思うはず。
しかし、それはもう手に入らないもの。
現在のグリフィスは中身のない箱だけを与えられている印象をうけます。
ガッツからは嫌悪されているといっても過言ではない状態。
あの時の親友関係に戻るのは無理があるのでは?と思ってしまいます。
また主人公であるガッツは満身創痍の状態。
どうやってハッピーエンドに持っていくのかが想像もつきません。
個人的にこのシーンは伏線かなと思っています。
リッケルトの今後を匂わせている気がするのです。
左側には鷹の団の主要なメンバーが描かれています。
これだけでも時間かかるので、漫画家ってすごいですよね。
期日にあわせて、何もない所から描いていく凄さ。
三浦先生やスタジオ我画の人達の絵ははもっと綺麗です。
是非読んでみてください。きっとはまるはず。
ベルセルクを読み続けるべき理由
ハッピーエンドへの持っていき方が想像できない。
ハッピーエンドへの持っていき方が想像できない。
これがベルセルクを読み続けるべき理由。
多くの作品は、物語が終盤に進むにつれて面白さは薄れていきます。
それは、なんとなく結末を想像できてしまうから。
ガッツが満身創痍の状態を考えると、ゴッドハンドを全て倒す結末はおそらくないでしょう。
そうだとしても、この絶望に近い状態からどうすればハッピーエンドになるのか。
結末へのもっていきかたが分からないのです。
三浦先生が考えるハッピーエンドが何かにもよりますが想像がつかない。
ベルセルクも中盤から終盤に近い所まではストーリーが進んでいるはず。
想像がつかない分、最後まで楽しませてくれそうです。
三浦先生が描くベルセルクはもう見れません。
それでも、親友である森先生とスタジオ我画の人達のおかげで結末を見る事ができます。
これだけでも読み続ける理由になるはず。結末が楽しみですね。
三浦先生と森先生の関係を考えれば、ハッピーエンドの結末は必然。
三浦先生の意志をついだ森先生とスタジオ我画の人達が頑張ってくれています。
結末を見せてくれるのを待ちましょう。
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