ダーウィン事変 【概念の違いからくる怖さと面白さ おすすめの漫画・アニメ】

本ページはプロモーションが含まれています。

表紙の絵をクリックするとDMMブックスへ移行します。

目次

ダーウィン事変 あらすじと感想

ダーウィン事変 (1)

出版社:講談社   著者:うめざわしゅん

人間とチンパンジーの間に生まれたのが主人公。

ヒューマンジーという新しい種であり、
人間にもチンパンジーにも当てはまらない。

キャラデザインが怖さをださない為に、少しかわいらしい雰囲気設定にしているそうです。
絵はすごく上手いです。
中身は、哲学的な要素もありとても面白い作品です。

主人公は、ヴィーガン(ベジタリアンとは様々なタイプの菜食主義者の総称ですが、
ヴィーガンは卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことです。)の設定。

生徒の一人から、病原菌を持っているネズミに襲われそうになったらどうするか?と尋ねられます。
少し考えた後に、ネズミを銃で撃ち殺すと答えます。
さらに付け加えて、病原菌を持っているなら君も撃ち殺すと。

人間だけが特別という概念はなく、
ヒューマンジーである彼は、全ての動物はただの1だよという発想。

生き物全てを同列と見ているわけです。

普段は理性的で優しい主人公。
概念の違いからくる、怖さも見せます。

そんな彼に対して、人は元々恐怖を抱いています。
その恐怖心をテロ活動を繰り返している“ALA”(動物解放同盟)に利用されてしまう。

騙されたと思って見て下さい。序盤からすごく面白いです。
人間の無意識であたりまえと思っている事に疑問を投げかけています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次