クレイモア テレサの強すぎる理由
出版社:集英社 著者:八木教広
クレイモアの魅力を語るうえで、テレサの存在は欠かせない存在です。
圧倒的な強さと魅力を兼ね備えたキャラクター。
性格に関しても、クレアと一緒にいる事でより魅力を増しています。
テレサの情報
身長180cm 攻撃型の戦士。
微笑のテレサと呼ばれていたかつてのナンバー1。
妖気を感知する能力がずば抜けており、四肢への流れまで見えてしまう。
戦闘において予知に近いレベルでの動きを可能にしています。
訓練生の時点で、組織の施設から町まで一人でこれてしまう強さ。
組織の人間も妖魔がうろついてるエリアを越えてきている事に疑問を感じていました。
テレサの声優
テレサの声優は朴 璐美さん。
鋼の錬金術師のエドワードエルリックの声を担当しています。
主役級のキャラクターの声を多く担当している大物声優さんです。
声優さんを見るだけでもテレサが強いキャラの設定である事が分かります。
テレサが登場するシーン
3巻、4巻、5巻、12巻、13巻、27巻に登場します。
テレサの強さが分かりやすいのは4巻と5巻
その当時ナンバー1であるテレサ討伐の為に4人の戦士が招集されています。
通常、覚醒者退治でも上位4人での招集はされていません。
しかもナンバー2~5だけです。
イレーネ、ソフィア、ノエル、プリシラ。
プリシラは新人にしてナンバー2。
プリシラの加入により、それぞれナンバーを1つ下げる事になっています。
それでも実力者である事に変わりません。
上記の情報だけでも、組織もテレサを別格として見ている事が分かります。
4人と同時に戦っても妖力解放すらしない
テレサは、いきなりナンバー2になったプリシラの潜在能力を評価しています。
それでも本気を出さずとも戦えてしまう程の強さ。
感知能力がずばぬけて高い
クレアが覚醒者の攻撃を避ける為にテレサの能力の一部を使っています。
それにより最小限の動きで敵の攻撃の回避を可能にしていました。
テレサの場合、相手がどう動くかを妖力の流れで分かるとイレーネが断言しています。
予知に近いレベルなので、圧倒的な強さにも納得がいくはず。
読者としてテレサが最強なのは納得です。
尋常でない妖力の量
テレサは組織に正確な力を知られない為もあり、ほとんどの戦闘で妖力の解放すらしません。
覚醒者になりかけたプリシラとかつてのナンバー1のローズマリー、最後のプリシラ戦くらいですかね。
その時にイレーネとローズマリーが尋常でない妖力の量を感じています。
クレアとプリシラの影響
最終回のテレサが強すぎるのは2人の影響があります。
クレアからの影響に関しては、作中のテレサ自身が語っています。
クレアによる影響 (復活時)
クレアにとって憧れにも近いテレサの存在。
復活時のテレサを本人よりも強く再現しています。
北の戦乱後のクレアがリフルの強さに届かない事が確定。
そこから、クレアがプリシラを倒すのは不自然さが出てしまいました。
プリシラによる影響
プリシラの異常な程の再生能力。
作中でも創生に近い事を他のキャラクターが感想として抱いています。
中途半端な攻撃は意味のないものになってしまいます。
プリシラを強く設定しすぎた事もあり、圧倒的な強さをテレサに与えるしかなかった。
それが多くの読者にテレサが強すぎる印象を与えてしまいました。
テレサ覚醒によるインフレはあるものの、全体を通してインフレは上手くコントロールされています。
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