アルスラーン戦記 あらすじと感想
出版社：講談社 著者：荒川弘 原作：田中芳樹
シナリオが作りこまれているので、とても面白くおすすめの漫画です。
この作品は、２度アニメ化しています。
小説を基に、荒川弘先生が描く漫画です。
まわりを他の国にかこまれたパルス。
王の好戦的な性格もあり、戦を積極的に行い強国として他国に認知されていました。
しかし、今回の戦で王がとらえられてしまいます。
そして、主人公の物語が始まります。
心優しき王子のもとに仲間が集まり、次第に知識と王の器を身に着けていきます。
主人公の生涯を描いた作品です。
旧作のアニメとは絵柄が違いますが、荒川弘先生の絵も綺麗です。
見どころ
・主人公は優しい為、奴隷制のない未来を想像しています。
・ナルサスのもと、その理想の実現の為の知識をつけていきます。
・戦闘だけの漫画でなく、シナリオがしっかりしている点。
原作である小説版のアルスラーン戦記が完結
田中芳樹先生は、銀河英雄伝説で知られている著名な作家です。
キャラクターの最後の演出が上手い事でも知られています。
その結末が読者側からすると、主要キャラクターの死もあるのでひどいと感じてしまう人が多いようです。
必要なタイミングで必要な死を演出するのも作家の才能の一つだと思います。
しかし、読者側としては好きなキャラクターの死を見たくない気持ちも分かります。
漫画版は、原作通りでいくのか。
原案として、漫画版を違う内容にするのか。
荒川弘先生がどう描いていくのか気になりますね。
アルスラーン戦記 主な登場人物
アルスラーン 声優：小林裕介さん
本作の主人公。
パルス王国の王太子。物語のはじめは14歳であり初陣。
その為、理想はあれど知識がまだ足りてない状態です。
優しい性格であり人柄が良いので、多くの有能な人間が王太子のもとに集まります。
ダリューン 声優：細谷佳正さん
パルス王国の武将。1万の騎兵を指揮する権限を持っています。
同様の権限を持ったものが12人います。
アルスラーン王太子の側近の1人。
ナルサス 声優：浪川大輔さん
アルスラーン王太子に途中から仕え、側近の一人になります。
軍師としてその才能を発揮してくれます。
また政治にも詳しく、アルスラーンを王の器に導いていく。
荒川弘先生の作品
Synopsis and Impressions
The scenario is very well made, so it is a very interesting and recommended manga.
This work has been animated twice.
Based on the novel, it is a manga drawn by Hiromu Arakawa.
Pulse surrounded by other countries.
Due to the king’s belligerent character,
he fought aggressively and was recognized by other countries as a powerful country.
However, the king will be captured in this battle.
And so the hero’s story begins.
Friends gather under the kind-hearted prince,
and gradually acquire knowledge and the vessel of the king.
It is a work that depicts the life of the main character.
The pattern is different from the old anime, but Hiromu Arakawa’s drawings are also beautiful.
アルスラーン戦記
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